左上の治療です。
4番、5番(上から二つの歯)は修復範囲が小さいので、
直接お口の中で
セラミック強化型の樹脂(ハイブリッドレジン)
を充填する、
『ダイレクトボンディング法』
で行なっております。
長所は、削る範囲が最小で、即日仕上がる事です。
短所は、物性上セラミックより強度が弱く、すり減りが早い事です。
詰め物の周囲に2ミリの歯の壁が残るなら、
この方法が適応出来ます。
左上6番(上から3番目の歯)は、
保険のクラウンを、オールセラミッククラウンに変更しております。
長所は審美性以外に、
継ぎ目の精密さ、
歯垢の付きにくさ、
割れにくさ、
磨り減りにくさ、
金属イオンが流れ出ない事、
等が挙げられます。
左上7番(上から4番目の歯)は、
歯と歯の間まで修復していることから、
強度と精度を考慮し、
セラミック・インレー
(型をとって作る、セラミックの部分的な詰め物)
で作成しております。
奥の歯と歯の間は、
流石に直接詰める方法では精度が甘くなりやすいので、
ここは型を取る方法が良いでしょう。
南森町・歯科医院・審美歯科・セラミック・ダイレクトボンディング・マイクロスコープ・精密治療
中長デンタルオフィス